幸田昌則氏の「不動産市場夏季セミナー」～不動産市況の概要～へ参加してきました。その内容をご報告します。

コロナ感染の第2波・３波も想定されることから、実体経済の早期回復は期待できません。また雇用状況の悪化、給与所得の低下は鮮明になっており、景気は深刻さを増しています。一方、不動産市場では他の産業分野と比べると軽微となっています。その要因はテレワークなどにより「もう一つの部屋」や「家賃以下で買える住宅購入」が市場を支えているからです。更に収益物件の価格下落が始まり、富裕層の投資需要が底堅いと言えます。

コロナによる不動産市場の動きのまとめ

1.テレワークスペースの確保（集合住宅から一戸建てへ）

2.通勤時間よりも広さを求める動き（郊外・リゾートの購入）

3.店舗・オフィス需要の減速(賃料の下落)

4.所得低下・失業の増加（住宅ローン滞納・破綻）

5.宿泊施設は業績最悪(売ホテル増加)

6.収益物件の価格が下がり利回り上昇

7.非接触営業によるネット反響の増加

8.コインパーク事業が厳しい(立地が明暗)

価格下落は不可避で、どこまで下落するか?

★賃貸経営にお悩みの方、　相続税対策の新提案、　練馬区大泉学園の西村不動産販売にご相談下さい