※この記事はにしむら新聞2026年7月号に掲載された内容となります
2021年7月、静岡県熱海市伊豆山で大規模な土石流が発生し、28名が犠牲となりました。主因は、上流部に長年放置されていた大量の違法盛り土(産廃混入・無許可造成)が、記録的豪雨により一気に崩落したことです。盛り土の規模は約5万m³に及び、行政が危険性を把握しながら十分な指導を行わなかった点も問題視されました。
盛り土災害防止法が全国に拡大
事故を受け、2023年に盛り土災害防止法が全面施行され、従来は一部区域のみだった規制が全国すべての土地に拡大しました。自治体は立入検査・是正命令を出しやすくなり、危険な盛り土には罰則が強化。土砂だけでなくコンクリートガラ等の残土も規制対象となり、造成工事の審査は大幅に厳格化されました。
造成履歴・擁壁・地盤は、今後は“説明しないと売れない・貸せない”時代になっています。
価格交渉・クレーム・事故リスクを減らす為にも事前にしっかりとした調査を行っておきましょう。
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