にしむら新聞.NET

防災

直下型地震に備える① もし今、首都南部直下型地震が発生したら?

2021年11月5日


もし今、首都南部直下型地震が発生したら、あなたはどう行動しますか?

スマホが一斉に緊急地震速報を鳴らします。ヒューヒューヒューとけたたましく警報音が響きます。慌ててドアを開け避難経路を確保します。すると、ぐらぐらと、大きく揺れはじめ、いきなりドーンと落ちるような縦揺れから、またも大きな横揺れが激しく起こり、もう立っていられません。とっさに身をかわし、テーブルの下に体を入れて頭部を保護します。

この揺れは尋常ではない、大きな揺れだと思った瞬間に突然ドーンと爆発音のような音がしました。ようやく揺れが収まりみると、サッシのガラスが割れて飛び散ってしまっています。コーヒーカップや食器が勢いよく飛び出して粉々になっていて、あたり一面割れたガラスで足の踏み場もありません。窓をこじ開けて外を見たら、なんと自宅のブロック塀が道路側に倒れているではありませんか。

 

これは大変だ。出かけている家族のことが心配になってきた、みんな無事でいるだろうか頭をよぎります。急いで連絡をとるがスマホが通じない。テレビも照明もつかない。すぐそばにあった電池式のラジオをつけたところ、首都圏で襲ったのは南部直下型地震だったとのこと。何とか安否確認をしなければ。

家族との防災会議で打合せした通り、災害用の伝言ダイヤルを使う。余震は2分後とか3分後にも来る。ブロック塀が倒壊して、建物本体は大丈夫なのか?

★賃貸経営にお悩みの方は、練馬区大泉学園の西村不動産販売にご相談下さい。

にしむら新聞一覧へ

page top