さて、今回はオーナーの皆様に小規模企業共済制度をご紹介いたします。

この制度は小規模企業の個人事業主または会社等の役員が退職した場合、それまで積み立てた掛け金に応じて共済金を受け取れるという共済制度です。国が作った経営者の退職金制度といえるでしょう。

制度の特色として、

①掛け金が全額所得控除できます。（税金が減らせます！）

②共済金は退職所得扱い または公的年金などの雑所得扱いになります。

③共済金は一時払い、分割払い、またはその併用が出来ます。

④加入者は納付した掛け金総額の範囲内で貸付が受けられます。

加入資格は常時勤務する従業員が20人以下（商業は5人以下）の個人事業主・会社、組合の役員です。また、掛け金は月額1,000円～7,0000円の　範囲内で自由に設定できます。（500円単位）

この共済のメリットは何と言っても共済金全額を所得控除できることでしょう。私も毎月5万円かけており、今年の申告時には60万円控除することが出来ました。

不況の今こそ、さらなる経費削減に挑戦してみませんか。加入資格に当てはまるオーナー様にはお勧めです！