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京セラフィロソフィに学ぶ

2013年4月25日


JAL(日本航空)が2010年1月に会社更生法を申請したのは記憶に新しいところですが、そのJALが2012年9月に早くも再上場を果たしました。その経営再建の中心となった人物が稲盛和夫氏であり、氏の経営哲学が京セラフィロソフィと呼ばれているものです。稲盛氏はどのようにJALを再生したのでしょうか。

1.経営哲学(フィロソフィ)

 潰れた会社を立て直すにはまずリー

 ダーの意識改革が必要と実感、リー

 ダー教育を集中的、徹底的に実施し

 ました。

2.アメーバ経営

 社内を10人程の小さなグループに分

 けて小社長(リーダー)を作り、売上

 最大、経費最小活動を行うことによ

 り、収支を飛躍的に向上させまし

 た。

3.全員参加の経営

 上記の経営方針に加えて稲盛氏の経

 営再建に取り組む情熱が3200人のJ

 AL社員の心を捉えました。

京セラは過去にヤシカカメラ、サイバネット工業、三田工業等倒産した会社を救った経験があり、そのノウハウが今回のJAL再生にも活かされたのです。

そして何と言っても全世界の航空会社の利益の50%、2000億円をJAL一社で稼ぎ出したのですから、すばらしいの一言に尽きます。

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